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石井美絵子の二次元HOLIC!

Oggi専属モデルの石井美絵子が、実は大・大・大~好き、という二次元の世界について、思い入れたっぷりに執筆するWEBコラム。誌面のファッショナブルなイメージとは違った魅力を、ぜひ堪能してください。

いしいみかこ
スラリとした手脚でどんな服も着こなしてしまう独自の存在感が人気のモデル。2013年1月号より『Oggi』専属。このWEBオリジナルコラムでは、大好きな漫画&アニメについて書き連ね、二次元にも強いという新たなモデル像を提案。また2014年以降、ミュージカルや舞台に出演するなど女優としての活動も活発に。秋には『美少女戦士セーラームーン〜アン ヌーヴォー ヴォヤージュ〜』に出演、セーラープルートを演じた。

モデル紹介▶

Vol.20

コンプレックス・エイジ

この漫画の連載がスタートしたときのネットでのざわつきは今でもよく覚えています。何故なら、私もそのざわついたうちのひとりでしたから。

主人公の趣味は、コスプレ。

まずこの響きを耳にして皆さんはどんな印象を抱くのでしょうか?
コスプレ、アニメ文化というものがメディアに取り上げられることが増えてきています。
なので、"コミケ"(=コミックマーケットの略)など、大きなイベントのときにコスプレをして参加している人がいることなどご存じの方も多いのではないでしょうか?

私はコミケでコスプレをしたことはありませんが、『コンプレックス・エイジ』の主人公と同じように、コスプレが趣味です。
自分の好きなキャラの格好をするだけではなく、スタジオやコスプレイベントに参加してそのキャラにあった雰囲気の場所やシチュエーションで写真を撮ります。
コスプレをする理由や楽しみ方はひとりひとり違いますが、「趣味はコスプレです」と言うと少なからず好奇の目で見られることは、私自身コスプレをする身としてわかっています。
ハロウィンのときにする仮装とは、また少し趣旨が違うものですから。

趣味なんだから好きにすればいいのに、そうできないこともあるのです。
キャラへの愛ゆえにコスプレのクオリティを求めすぎてしまう...。
メイクでは補えない部分、キャラとの身長差、キャラとの年齢差など、コスプレのクオリティを求めるがゆえに、いつか"限界"がきてしまうのです。

自分の納得のいく趣味ができなくなる、そのやり場のないフラストレーションと恐怖心。
主人公の片浦渚はその葛藤に苦しみます。
私も、渚と同じようにいつかはできなくなる趣味だ...と心の内で思っていましたので気持ちが手に取るようにわかります。
好きという気持ちが大きければ大きいほど、恐怖心や葛藤は増していきます。
でも、「限界がきてしまう」と感じているからこそ、"今やりたいことをとことん楽しんでやる"というふうに考えを変えることができました。
趣味はとにかく楽しんだもの勝ちですからね。

これは私の勝手な願望なのですが、
「趣味はコスプレ」というワードへの好奇な目が少しづつ減っていくといいなぁと思います。
近年、ハロウィンの盛り上がりなどで、"コスプレ"に対する認知度が上がっているので、もっと趣味として楽しむコスプレも浸透して、余計なしがらみがない状態でコスプレを楽しめる社会になればいいなぁ、と強く思っています。

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